2023年にフルリノベーションした薬師温泉。生活の中に当たり前にある入浴の時間を、少しでも特別な時間に。大切にしてきたのは公衆浴場としてのあり方でした。新しい公衆浴場のカタチを模索し、走り続けきたこの1年間。リノベーション前からの地元の常連さんだけでなく、休日には県内外から足をお運びいただけることもちらほら。まちに開かれ、まちと共に生きる。そんな公衆浴場のあり方を、これからも模索し続けます。

「公衆浴場×ナチュラルコスメ」
ブラジルから帰国した元JICAボランティアの２人が、1500年間受け継がれてきた奄美大島の養蚕産業消滅の危機を救いたい！と、繊維として利用されてきたシルクを使ってナチュラルコスメを開発。生産者の想いを込め、土づくりからお客さんの手元に届くまで「正直に、まっすぐに」作りました。多くの方が利用する公衆浴場で、鹿児島が誇る奄美大島の養蚕産業の可能性を感じてください。

「公衆浴場×アーティスト」
地域になじみ、長く愛される公衆浴場。その存在はご近所さんにとって日常そのもの。アートもそんな存在になったらいいなあ、とぼんやり考えます。
イラストで日常を切り取るイラストレーターが、公衆浴場を舞台にいつものように日常を切り取ります。湯上がりは、コーヒーとイラストで。