
今年30歳を迎える〈宇佐見踏繁〉と〈Sanpei。〉による2人組。この世の「隙間」を見つめながら、街角で拾ったものや風に流れついたもの、深夜に脳裏をかすめたものをすくい上げ、絵画や文章へと落とし込んできました。
会期中、冷ややかな文体と厚塗りの絵の具で「冷ややかな情熱」を表現。本能と感受性をもとに創作した短歌や小説、ドローイングや絵画を自由に交錯させ、知的で混沌とした空間をお届けします。
宇佐見踏繁(うさみ ふみしげ)
1995年京都市生まれ、福岡市在住。文芸サークル「海とラムネ瓶」代表。怪奇幻想小説・詩歌を中心に執筆し、『金魚の夢』『黒猫の眼の下の路地にて』などの小説集を発表。
Sanpei。(さんぺい)
1995年鹿児島生まれ、ガロ育ち。「この世のどぶさらい」を自称。フリーペーパー『びんびんねずみだより』を発行しながら、ラジオパーソナリティやイベントMCとしても活動。ash Design & Craft Fair 2022(天竺鼠女児として出展)、第14回クロマニンゲン展(2024)に出展。
- @arakajime.usinawaleta.bokura
