八田人造石

1983年、鹿児島県日置市生まれ。18歳で進学を機に地元を離れ、関東で過ごした後、東日本大震災をきっかけに鳥取へ移住しました。29歳から左官の道に進み、４年の修行を経て独立。自分にしかできない左官を追い求め、日本各地で腕を磨いてきました。
2024年からは再び鳥取を拠点に、左官職人として活動する傍ら、左官材料の可能性を探るため、セメントや土、石灰などを用いたさまざまなオブジェを制作。作為と無作為の狭間で生まれる、素材本来の表情を日々楽しんでいます。
会期中、「たくさん並べる」をテーマにしたグループ展に参加。
イラストレーターによる陶の人形、板金工の技術を活かした金属器とともに、左官職人の生み出す人造石100点を展示・販売します。
数が集まることで、一つひとつの作品の表現を超え、新たな意味や見方が生まれる空間を目指します。